無料ホームページでもある程度集客効果を得ることはできます。しかしSEOの設定範囲が限定されているため、制作した内容の割には評価が低いというような結果になりがちです。
SEOよりも手前にコンテンツの質や量が大切になります。会社創業期などであまりホームページ制作に予算がかけられない場合は、こうした無料ホームページを利用してWeb集客を行うこともあります。Wix、Jimdo、ペライチ、Ameba Ownd、Google サイトなど、無料で利用できるホームページ作成サービスが多数存在しています。これらのサービスでは、専門的な知識がなくてもテンプレートを選ぶだけでページを作成することができます。
しかしながら、やはり集客効果が薄いため、結局無料ホームページから通常のホームページに移行する時にコンテンツの移管を実施するという流れになります。その時、コンテンツ移管に費用がかかります。中長期的に考えた場合は、結局より一層コストがかかることになりかねません。無料プランでは通常、独自ドメインが使えません。これはSEOの観点で不利になります。Googleなどの検索エンジンはドメインの信頼性を評価基準の一つとしており無料のサブドメインではその評価が低くなりがちです。
ペラペラのホームページであれば集客効果はなく、ある程度コンテンツが充実してる場合はのちの移管でコストがかかる、移管しない場合は、SEOの面で不利なので、労力に見合わないという結果が訪れます。
有料プランへの切り替えコスト
独自ドメインの設定や広告非表示、ページ数や容量の拡張、SEO機能の強化(メタタグの設定など)を実施する場合有料プランへの切り替えが必要になり月額コストが発生します。無料のホームページは、初期費用をかけずにインターネット上に自社情報を掲載できるため、起業初期やテストマーケティング段階では良いですが、、集客や信頼性、SEO対策といった「Webマーケティングの成果」を追求する場合、無料サービスでは限界があります。無料からのスタートは良いとしても、事業成長とともに早期に有料プランや独自構築への移行が必要になります。
そうして切り替えることにもコストが発生します。
テスト段階なら良いですが、企業ホームページには不向きです。