SEOでSEO外部対策(被リンク)が主流だった理由はSEO会社はプログラムに沿って、リンクを張るだけといった手間がかからない方法だったという、SEO会社側の理由もありました。
また、SEO会社へ発注する依頼者側としては、検索上位表示までは費用のかからない月額制の安価なサービスという点とホームページの内容自体を変化させなくてよいという点がありました。
SEOにはSEO内部対策とSEO外部対策がありますが、ホームページの内容自体を変化させずに検索順位だけ上げる場合にはSEO外部対策に頼る必要があります。
被リンクSEO対策は本来の意味でのSEOではない
ただしこうしたSEOは本来の意味でのSEOではなく、SEO外部対策として「被リンク」に依存するのは、検索エンジンの趣旨から反した行為です。被リンクSEO対策は本来の意味でのSEOではありません。
リンクに関する品質の精査であるペンギンアルゴリズムの自動化以降は通用しなくなるでしょう。
被リンクSEOのためのリンクプログラムによる大量で一方的なリンクのSEOの時代は終わりました。
SEO外部対策のメリットと方法
SEO外部対策による検索順位向上のメリットは、依頼者側としてはホームページの内容を変えなくて良いこと、そして依頼を受けた側、つまりSEO会社としてはリンクプログラムで機械的にリンクを設置するというあまり手間の掛からないサービス提供ができたことです。
ホームページの掲載内容を変えなくてよいということは、ページの制作・更新費用がかかりませんし、何よりもホームページ全体の企画が安易なものでも済むためSEO対策費用以外の費用がかかりません。
こうした理由から、SEO外部対策として被リンクを購入するというSEOの方法が横行していました。
被リンク獲得の方法① リンク購入
SEO外部対策としてSEO会社を利用するというケースでは、SEO会社の持つドメインからの被リンクを購入するというSEOの方法が主流でした。
被リンク獲得の方法② 相互リンク
またホームページ運営者ができるSEO外部対策の主流な方法として相互リンクがありました。
トップページのフッターなどを利用して相互リンクを行ったり、リンク集ページを作成して、相互リンク仲間を募りながらあまり意味のないリンクをお互いに設置するという方法です。